【分解イベント開催!】サイクリングログ等のオーバレイ動画が作成できるスポーツカメラREC-1


こんにちは。REC-1開発の電気担当をしていた押切です。

REC-1は2017年にCerevoから発売された、XONシリーズのスタイリッシュな棒型のスポーツカメラで、雪山等でグローブをつけた状態でも電池が交換できるような工夫がされています。

当時からGoProはもとよりスポーツカメラは、国内メーカーも含め多く出ていたので、LOG-1という6軸(加速度・角速度)、温度、気圧、磁気といったセンサーを内蔵したデバイスを外付けすることで、REC-1本体の映像と、GPSデータをもとに、PC上でオーバレイ動画を簡単に作成できるようになっています。

サイクリングログ、オーバーレイ動画の作り方

開発後期からLOG-1との連携を追加を決定したこともあり、全データを同期させるには多少コツがいります。発売当時に作成したチュートリアル動画がこちらです。
この動画では、車輪に磁石をつけることでLOG-1で回転数をカウントしています。

チュートリアル動画

もともと自分が作った動画でしたが、久しぶりにこの動画を見て、コロナ化の今こそ屋外に出てオーバーレイ動画を撮りたい気持ちになり、サイクリングに行くことにしました。

週末にあまりになまった体と気持ちのリフレッシュのため東京都外、埼玉で比較的人がいなさそうな彩湖周辺をサイクリングしながら、REC-1とLOG-1で動画を撮影してきました。

サイクリングログ実例

自転車にセンサーデバイスを取り付けた場合に左右上下に揺れてしまいますが、チュートリアル通り初期設定さえしてしまえば、サイクリング中に特にカメラを気にせず運転や景色に集中できます。

彩湖サイクリングの様子

家に帰ってからLOG-1で計測したログをPCにデータを書き出して、動画と同期して書き出します。この動画のエンコードが一番時間がかかります。
人が移った場所を別の動画編集ソフトでカットして、著作権フリーのBGMを加えてYouTubeに公開しました。

REC-1をライブ配信に活用

HDMI接続で映像を表示することができます(但し、安価なハンディカム同様、映像のみで音声は出力されません)
また、USB給電したままHDMI出力すると、24時間動作しますので、
弊社のLiveShell Xなどと組み合わせると簡単な監視カメラとなります。
(USB給電したまま、一度起動し後に電池を抜いてもHDMI出力し続けます。
 要は起動時のみ電池が必要です。
 スイッチャーなどで複数台REC-1を使うときなどは電池が1個でも使えて便利です)
一番電力を食うのは本体録画時ですが、HDMIの方が軽いのでUSB給電のみで動きます。

昨今リモートワークが多い中、現在開発中の試作品をオフィスにおいて温度試験などを行いながら、基板とデータロガーをREC-1とライブ配信機器「LiveShell X」でライブ配信し、その様子を自宅から見守るというような使い方もしています。
小型なので場所もとらず、ミニマムなライブ配信にうってつけです。

これはLiveWedgeを使った2画面配信ですが、カメラ機能のない3Dプリンタで終夜運転した場合の全体の状況とステータス画面をみるのにも使った時の写真です。

遠隔でプリンタを操作できませんが、印刷成功しているかで次の朝の心構えが変わります。

個人的には、ガンタイプになる三脚と組み合わせるのもおすすめです。

REC-1を分解できるオンラインイベントを開催

2021年現在、スポーツカメラは当たり前のものとなり、必要な人はより高度なものを使いこなし、安価なものは中華性のハウジング付きのものも数千円で出回っています。

その中で、これだけのセンサーとオーバーレイ動画を手軽に作ることができるREC-1をどんな形で使ってもらうのがいいか?と改めて考えました。

もちろんカメラとしてご利用いただきたいということに加えて、今後の新しいプロダクトの気づきやCerevoを知っていただくのに活用できないかということで「スポーツカメラ・REC-1 分解体験オンラインイベント」を実施します。

イベント参加詳細は以下のイベントページをご確認ください。
https://cerevo.connpass.com/event/212092/

参加はスポーツカメラ付きで1人3,300円

エンジニア限定イベントとなりますが、3,300円(税込)でREC-1本体とオンラインイベント参加券がついてきます。
また参加者特典として、分解用とは別に撮影用にREC-1をお得に購入いただけるクーポンをプレゼント!

当日は私ともう一人の電気メンバで分解の仕方をご紹介させていただきます。

また、ただの分解にとどまらず、SoCやGPSモジュール、ホールセンサなどの主要部品がどれかの紹介、防水や放熱、EMI対策についてもご説明します。当日ご希望があれば当時の開発残酷苦労話などもさせていただければと思います。

技術的興味がある方はもちろん、Cerevoでは各種エンジニアを募集中ですので、Cerevoの製品と中の人を知ってもらって興味を持っていただくきっかけになればと思っています。

費用も可能な限り抑えましたので、皆さんのご参加、お待ちしています!

Cerevoからのお知らせ

現在Cerevoでは各種エンジニアの採用、またハードウェア共同開発・受託開発を絶賛募集しております。それぞれご関心お持ちいただける方は、以下の専用お問い合わせフォームよりご連絡お待ちしております。

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