個人手配で気軽に格安週末旅行 -フィリピン/3泊531円の宿にお泊り編-


ご挨拶

前回のエントリ「個人手配で気軽に格安週末旅行 -フィリピン/予約編-」ではフィリピンへの旅行を予約したところで終わりました。
 
予約した旅行からはとっくに帰ってきていたのですが、「TechBlog 書くの面倒だな……」とこれまで放置していました。ごめんなさい。
このまま放置しても誰も気付かないんじゃ…と思っていたのですが、最近、同僚が『自分が一本エントリ載せて時間稼いでおきましたよ』とか『楽しみにしてますよ』とか言ってプレッシャーをかけてくるので、ようやくこうして筆を取りました。
 

港の傍の宿

今回の旅行の目玉が何かといえばやはり予約した宿でしょう(詳しくは予約編を見てね)。
なんと3泊531円という破格の安さ。

 

さて、今回の宿は地図上ではこんな感じの位置にあります。

宿から北東方向に約850mにはマニラの観光地として著名なマニラ大聖堂があります。
マニラ大聖堂がある周辺はイントラムロスと呼ばれる地域で、スペイン植民地時代の趣きを今に伝える旧市街となっており、スターバックスもあるマニラ屈指の観光スポットです。
また、宿の近くにはショッピングセンターがあるほか、政府機関が複数確認できます。

破格の価格が心配であるものの、こういった周辺施設情報から、周辺の土地柄は結構良いのではないかと予想しました。
昨今ではGoogleMapでこういう情報が確認できるので本当に便利ですね。
 

フィリピンは常夏なので暑いだろうけど「海が近いし海を眺めながら冷たい飲み物でも飲めたらいいなー」なんて思っていました。

▼想像していた理想のフィリピン旅行▼

さて、3泊531円の宿はどんなところなのでしょうか。






















 

▼現実のフィリピン旅行▼

まあ現実はこんなもんですね。
どうやら、港で肉体労働をされてる方達の集まる宿泊所だったようです。

所狭しと二段ベッドが並べられ沢山の男たちがひしめき合っており、
とにもかくにも男臭い。
エアコンもないので蒸し暑い。
部屋に足を踏み入れた瞬間「くさっ」って言いそうになりました。

部屋の中のもうちょっと明るい写真はこちら。

 

Free Wi-Fi があると思って聞いたら、『ないよ』って言われました。FREE WIFI とは……

 

周辺の様子

事故車が放置されていたり、

バイクの上で寝ている強者も。

 

近くのショッピングセンターとやらがこちらです。看板にうっすら『SHOPPING CENTER』と書いてあります。


思ってたショッピングセンターと違う……

コンテナがいい味だしてました。
 

色んな意味で、なかなかレベル高い宿でした。
ベッドにはダニもいるので、泊まる人は気を付けてください。
僕もダニに食われました。
 
 

マニラ観光情報

宿を紹介できただけでもうこのエントリの意味の9割ぐらいは達成できたかなと思うのですが、楽しかったところとか便利そうな情報を少し載せておきます。
このエントリで紹介するところもしないところも含めて、マニラ市内をトコトコ徒歩で歩いて色んな所に行きました。
やはり知らない街を歩いてまわるのはとても楽しいですね。今回はそのうちのいくつかをご紹介します。
 

SIMカード購入について

観光する前にまずは準備です。
具体的には携帯回線を利用できるようにします。

今回は空港で購入しました。
空港の入国審査を抜けた時点で既に深夜0時を過ぎていましたが、ニノイ・アキノ国際空港第一ターミナルの出口ではSIMの売店がちゃんと営業していました。

フィリピンではSMARTとGlobeという会社が2大キャリアらしいです。
今回はSMART社のものを購入しました。

お品書きには5GB/800ペソ, 8GB/1,000ペソしか書かれていませんでしたが、そんなに沢山ギガ要らないと話したら2GB/500ペソのプランがあると言われたので、こちらを契約( 1 ペソ = 約2.1円 2019/03/09現在)。
設定は全てお店の人がやってくれました。

ちなみに後から知りましたが、外国人は特にプランを購入しなくても、無料でSIMカードをもらえるらしいです。
その場合、300MB までは無料とのことですので、とりあえずSIMカードをもらうだけにしておくのもいいかもしれません(参考)。
 

ガンシューティング

個人的に楽しかったのがガンシューティング。
フィリピンは銃の所持が合法で、外国人が射撃体験できる施設があります。
今回は、Makati Central Squareというショッピングセンター内にある ARMSCOR というところに行きました。
50発で1,500 ペソ(約3,000円)です。


 

射撃場の様子

狙いを定めるのはなかなか難しかったです。


 

カジノ

射撃と同じく日本で体験できない遊びといえばカジノ。
マニラの街中には無数にカジノがありました。
今回は帰りの便までの時間をつぶすため、ニノイ・アキノ国際空港第三ターミナル近くにあるリゾーツ・ワールド・マニラのカジノに行きました。

一番安いテーブルでミニマムベッドが1,000ペソでした。
ゲームはバカラが人気なようで沢山のバカラテーブルがありました。
バカラはルールをよく知らないのですが、どうしてめくるときやたらと勿体つけながらめくるんでしょうね。
 

空港

空港は観光情報なのか?というツッコミはあると思いますが、見逃してください。

マニラの国際空港、ニノイ・アキノ国際空港は2011-2013年にWorld Worst Airportを三連覇した空港ですが、最近では改善が進んでずいぶんよくなったとのこと。
しかし、良くなったのは比較的な新しい第三ターミナルなどで、昔からある第一ターミナルの改善は進んでないようです。
今回はJetstarだったので第一ターミナルでも仕方ないですが、どうやらJALも第一ターミナルらしいです。
日本のフラッグ・キャリアであるJALがなんで第一ターミナルなんか使っているんでしょうね。

第一ターミナルは免税店なんかもあまりないので、ラウンジで過ごすのがよさそうです。
今回はCLUB MANILAというラウンジを利用しました。
750ペソで利用できます。
 

ラウンジの様子

シャワーもあります。シャワーを使いたい旨を伝えるとシャンプーやタオルを貸してもらえます。

各便のステータスを表示するディスプレイがないので、館内の放送などをちゃんと聞いておく必要があります。
格別豪華というわけではありませんが、軽食やドリンクもありますし、Free Wi-Fiも利用できるので十分です。
特に今回の旅ではフライトが2時間近く遅延したのでラウンジで快適に過ごしたのは正解でした。
 

終わりに

というわけで、週末フィリピン旅行レポートはこれで完結です。
フィリピンは初めてだったのですが、とても楽しい週末になりました。
カジノで余ったペソを消費しようとしたのですが、色々あって倍に増えてしまいそのまま持ち帰ってきたので、また行こうと思います。
その際にはまたエントリを書くかもしれませんので期待せず待っていてください。

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