[12日目] 深センで一番高い山「梧桐山」に登る!


本記事は、Cerevoスタッフが業務や趣味について思うままに書き綴るアドベントカレンダー企画「Cerevo アドベントカレンダーTechBlog 2018」の第12日目です。

Cerevo アドベントカレンダーTechBlog 2018
http://tech-blog.cerevo.com/archives/category/adventcalendar/2018/

12日目は電気設計を担当しておりますカミムラです。

深センに行った際、イミグレのある羅湖や老街より西側には観光地や華強北もあるため、出張等のついでにそちらに立ち寄る人もいると思います。
今回紹介する梧桐山(ウートンシャン)は、羅湖から東に10キロちょっと行ったところあります。何本か梧桐山行きのバスがあるので、そのバスで登山口まで行きます。

標高は943.7mで、高尾山(599m)より高いです。山頂までは高尾山の1号路は1時間半くらいですが、梧桐山は2,3時間かかります。
日本の夏のような気温が5,6ヶ月続くので、暑い季節に登る時は水分補給はかかせません。
登山口に売店があるので、そこで水やスポーツ飲料等を購入することをオススメします。
あと、滝のように汗がでるのでタオルも必要です。途中で個人でジュースやお菓子等を売っている人がいるので、途中で買うこともできます。
携帯は、場所によっては香港にローミングされたり、電波が悪くなりますが、基本的に通じますので、WeChat払いも可能です。

登山口は複数ありますが、だいたい、Bの北側の登山口(写真の門)から登り、登頂(A)したらまたBに戻るか、D、Fと西に降りて、植物園等を見たりしていました(お寺もある)。
ただ、下山後は疲れているので、広い園内を見て回る元気はなくなります。

[梧桐山西側風景-深セン街並み(右上に薄っすら見える)]

[梧桐山東側風景-海と港]

山頂付近からは、西側は深センの街並み、東側は海と港を見ることができます。

道中には吊橋や滝もあります。山頂付近は霧が発生し、周りがほとんど見えなくなることもあります。
なお、山頂は高尾山山頂並に混んでいます。

最後に梧桐山の近くにある観光スポットを1つ紹介しておきます。

大芬油画村

大芬油画村は、ゴッホなど有名画家の複製画制作が産業として確立している世界最大の「油画村」です。
地下鉄3号線の老街駅から双竜駅方面に向かい大芬(ダーフェン)駅で降ります(地図上部に大芬油画村と記載がある場所)。
歩いて数分で画廊や油絵を模写している人の姿を見ることができ、油絵の購入もできます。
知り合いは、将来有名になりそうな人を発掘するために絵を見ながら品定めをしてました。

その時は「模写しているだけなのに、有名画家が生まれるものなのか?」と疑問に思っていましたが、大芬村でゴッホの油絵を描いている男のドキュメンタリー映画「世界で一番ゴッホを描いた男」を見て、考えが変わりました。

ただゴッホの絵を模写しているわけではなく、心からゴッホを尊敬し、模写ではなく自分のオリジナル作品も描いている人たちがいるのです。
巨匠たちの技法を学ぶだけでなく、絵に込められたメッセージから画家としての生き方や思想を学び、自分の心で感じ取ったものを自由に表現する。
ものづくりにおいても最初は人が作ったものを研究し、真似して作ってみるところから始めて見る。
技術が身についたら、応用してオリジナル品を作ってみたりすることが共通していると感じました。


いかがだったでしょうか?深センを訪れた際は、ぜひ行ってみてください。

Back To Top
© Cerevo Inc.