本記事は、Cerevoスタッフが業務や趣味について思うままに書き綴るアドベントカレンダー企画「Cerevo アドベントカレンダーTechBlog 2018」の第13日目です。
Cerevo アドベントカレンダーTechBlog 2018
http://tech-blog.cerevo.com/archives/category/adventcalendar/2018/
Cerevoアドベントカレンダーの13日目は北山がお送りします。
3年連続で仕事の話も粋ではないので、今年のネタは、今まで色んな国を旅行してきた中で最も大自然の魅力にノックアウトされた国、アイスランドの紹介です。
アイスランドについて
アイスランドは人口わずか34万人のイギリスのかなり北(北緯65度-グリーンランドの南端くらい)に位置する島国、日本からは直行便もとんでいないので、あまり馴染みのない国かと思います。 ですが、その地理的Factorから創り出された大自然の壮大さは、一見の価値ありです。
私は、家族と一緒に9年前の年末年始休暇の際、3泊4日の旅行として、オーロラを見るのを主目的に、UKガトウイック空港から直行便で向かった、、との記憶ですw
結局3晩オーロラを見るチャンスはあったわけですが、気候・気温等の条件が重ならないとその時期でも簡単ではなく、オーロラを見る事はできませんでした。が、それでも尚、最も記憶に残る国となりました。以下、名所を数点紹介させていただきます。
A) グトルフォスの滝
グトルフォスの滝は、アイスランド語で『黄金の滝』という意味だそうで、アイスランドの色んな名所が集まっているゴールデンサークル内にあります。私が訪れた時は、12月末だったので、ちょうど上の写真のような感じで、氷河の滝のようで、非常に幻想的でした。
下の夏の写真を見ていただいたらわかりますとおり、手前は幅2mを超える道から、滝の奥に近づけるようになっているのですが、上の写真で赤の線で囲ったあたりから、道は1m前後となり、私が訪れた12月末はその道が凍っていて滑る……山側と崖側に細い鉄棒に縄を通した手すりが存在しますが、縄は、2本でやわで、もし崖側に足元から滑れば、そのまま崖に直行……命はない、というような場所でした。
私は、のんきに革靴(一応ホーキンスのラバーソウルでちょい滑りにくいですが)で、歩いて行ったのですが、赤の線の奥からもう一段、裏側に進む頃には、観光客が行きと帰りにすれ違うのにも苦労するレベルになっていました。そこまでにも、軽く何回か滑った私は、微妙に命の危険を感じ始めていた……ちょうどその時、中学生の娘が『おとーさん、私怖くてもうこれ以上進めない……一緒に戻って!』というお願いの声が……私は父親の威厳を保ちながら、『分かった、確かに危ない部分もあるから、戻ろう』と安堵の声で答えましたw
一方、その頃には、小学生の息子と嫁さんはズンズン前に進んでいって滝の凍っている部分を目指していました。そこには、既に何人かのグループが到達していたのですが、嫁さん曰く、80cm近い凍った崖の隙間を飛び越えないと、そこにはいけず……(皆がそこを飛び越えていったとは思えないので、別の道があるはずなのだが、)そこを息子と飛ぼうかとも考えたが、踏み込み時に滑ったら必ず死にそうだったので、自重したそうです。今でも、その時の事を思い出す時は、飛ばなくて良かった、と反省するそうです。
とにもかくにも、壮大な景色と空気感は格別でした。
B) ストロックル間欠泉
アイスランドは火山の国なので、温泉・間欠泉の名所も多いです。これらの名所を5〜6時間以上かけて周るバスツアーに参加したのですが、3か所目くらいに回ったのが、このストロックル間欠泉でした。当然、英語での行く先の説明とかしてくれるのですが、専門用語も多く、さほどリスニング能力も高くない私は、最初お土産センターにでも立ち寄ったのかな、と思っていました。(実際、一緒に回っていた現地ツアー参加者達も土産購入にかまけてたので)
しかし、土産センターの外に出ると数百m先に人混みができてるところを見つけ、小学生の小僧が一人で走り出しました。『おとーさん、あっちの人混みが何か見てくるねーー』。私が、数秒後に遅れて後を歩き出した丁度その時の事です。 まだ人混みのところに到着していない息子の数m先から、すごい音とともに10m前後の水柱が!!
私はこの時、『しまったー、ここは間欠泉があるエリアだったのか、、いきなりすごい熱水が吹き上がったわけか、、、うちの小僧死んじゃう~~』と本当に思ったのですが、その2秒後には、全く問題なく、水柱は収まりました。 こ、こんな凄いのに、安全なのが、全く不思議でしたが、危険なエリアには、確かに縄がはりめぐらされており、その後もゆっくりと間欠泉を楽しむ事ができました。私と息子の中では、この時のSpecialな驚きとともに、とても強い印象を与えられた出来事でした。
C) ブルーラグーン
青白い白濁色の温泉、ブルーラグーン。日本の温泉とは、かなり違った趣きがあり楽しめます。まず、皆が水着を着ています。少し違和感がありますよね。あと、結構ぬるいです。
一部、ほんとに噴き出してる近くに行くとあったかいエリアもありますが、結構水深が深い部分も多く、大人でも溺れそうになります。そして、足元に、ぬるぬるドロドロの石灰なのか何なのか不明な泥が結構溜まってるのが、気持ち良いのか悪いのか……とにもかくにもSpecialな経験が得られる温泉です!
D) シンクヴェトリル国立公園―地球の割れ目
アイスランドは、地球の大地が新しく生まれる地だそうです。この写真の割れ目あたりから、大地が生まれ、それが、西へ西へ進み、日本海溝のあたりで沈み込んでいくそうです。
この割れ目のあたりは、深いですが、グトルフォスの滝より遥かに安心してまたげます!
この遠い島国から、極東の島国日本へ大地・プレートが動いてきて、そして地震とか、隆起とか色んな事が起こるのだな、と考えると大自然の壮大さと不思議が感じられます。
最後に、レイキャヴィクのFish Marketで食べた蟹のスープと魚介料理はとてもおいしかったです。下記のURLの場所ですので、もし行く機会があった際には、Tryしてみてください。 オーロラの季節に是非皆さんも極北の島国アイスランドへ訪れてみてください。
著者プロフィール
最近の投稿
- アドベントカレンダー20182018.12.13[13日目] 雄大な大自然を満喫、アイスランドのおすすめ観光地
- アドベントカレンダー20172017.12.16海外物流・商流あれやこれや[16日目]
- アドベントカレンダー20162016.12.02[3日目] 明日からすぐに役立つ!? Cerevo流事務系十箇条
- 07. オフィスの様子2015.12.17[17日目] スタートアップ・オペレーションの小ネタ集